平成27年度福岡支部総会開催報告～絆をさらに深めて～

平成27年10月3日（土）。福岡は秋の青空が広がり、とびきりの晴天。
平成27年度津苑会福岡支部総会が福岡市博多区・博多都ホテルにて開催されました。

 

第１部総会は、今年度担当幹事代表を務める湊裕司さん（高27期）の開会の言葉から始まり、
まずは三村明生・福岡支部長（高18期）より挨拶。「テレビで聞いた話ですが、認知症予防には『きょういく』と『きょうよう』が必要とのこと。つまり、今日行くところがある、今日する用がある、そんな生活をしなさいということです。それがボケ防止になるらしい。ただ、私は今日ここへ来る思いはあったものの、ちょっと時間を間違えて遅刻しそうになるというボケをやってしまいましたが･･･」と笑いを誘っていました。

来賓挨拶は石田婦弥栄・津苑会副会長（高4期）。「本校での盛大な津苑会総会とともに、こうやって各支部で開かれる支部総会も、お世話をしてくださる若い方々の力があってこそのもの。たくさんの感謝の気持ちとここに参加できる喜びを感じています」。
古屋敷悟・小倉西高教頭からは「西高に着任して１年半。生徒のすばらしさ、津苑会のすばらしさを感じる日々です。このすばらしい伝統を引き継いでいけるよう、今後とも力を尽くしたいと思います」と力強い言葉をいただきました。

続く長寿のお祝いでは、喜寿を迎えられた北原澄子さん（高8期）、出席者最高齢となる菅田幸子さん、田中重子さん、野村美智子さん、原口ユキエさんに壇上に上がっていただき、記念品をお渡ししました。毎年横浜から参加していただく菅田さんをはじめ高女卒の先輩方にお会いすると、こちらの背筋までピンと伸びるようなそんな美しさと強さを感じます。まだまだ若輩の私たち、頑張って後に続かないといけません。

第２部は、森義雄・津苑会副会長（高22期）の「乾杯！」の発声から始まると、会場は一気に和やかなムード。あちらこちらで懐かしい再会や新しい出会いの輪が広がります。
そのムードをさらに盛り上げたのが、アトラクションのバンド演奏です。福岡市南区で活動中の末光博さん（高25期）率いるおやじバンド「ブレーメン」が登場し、「ブルーシャトー」「想い出の渚」「好きさ好きさ好きさ」などGSサウンドを中心に熱唱、熱演。手拍子はもちろん、テーブルを立って踊りだす人も多数出て、楽しいひとときを過ごしました。
最後は、出席者全員で、県立小倉高等女学校と県立小倉西高校の校歌を斉唱。高校生に戻ったかのごとく声を張り上げて歌い、閉会となりました。

 

 

 

 

 

 

今年度総会の出席者は91名。
年代は高女48期から一番若い人は高54期と広がり、母校を共にするその絆はさらに深まったのではないかと思います。
また来年、福岡支部総会にて多くの同窓生の方々にお会いできるのを楽しみにしています。

文・写真＝鹿間里美（高26期）