平成24年度津苑会東京支部総会 喜寿の御礼の言葉全文掲載
平成24年7月7日に開催されました平成24年度津苑会東京支部総会で、喜寿を迎えられた出席者11名に対し、当番期からお祝いの詞に添えて記念品が贈呈されました。
受贈者代表の川崎博夫さん(高校5期)の御礼の言葉を全文掲載します。
御礼のご挨拶
ただいまご紹介に預かりました昭和二十八年卒業の高校五期の川崎です。
本日は津苑会東京支部の皆様方に喜寿のお祝いをして頂き、またお祝いの贈りものまで頂き誠に有難うございました。五期を代表して御礼を申し上げます。
七十七歳になりましたが、敗戦後の栄養不足の中、良く生きてきたものだと両親をはじめ支えてくれた皆様方に感謝したいと思う今日この頃です。
われわれが小学校に入ったときに尋常小学校から国民学校に変り、教科書も「さいたさいたさくらがさいた」から「あかいあかいあさひあさひ」にかわり、敗戦後中学校に入ったときは六、三、三制の教育制度に変り、新しい制度ばかり経験してきました。そういう意味では高校卒業も新制度一期生です。
六、三、三制は進駐軍が二度と戦争を起こさない腰抜けの民族にしてやろうと計画した制度でしたが、日本人は上手く利用しました。
高校時代の思い出も少し話したいと思います。
津苑会の案内状の中に昭和二十八年三月一日の朝日新聞の切り抜きが入っていました。同窓の生野千恵子さんの記事が載っていました。彼女は卓球のベテランで県大会で連覇したのみならず全国大会でも優勝しています。今でも後輩たちの指導にボランティア活動をされています。今日出席されていますのでみなさまにご紹介致します。
最後になりますが、私の好きな詩を読ませてもらい、終わりにしたいと思います。
最後の最後になりますが、今回の津苑会を計画運営された高校二十五期の皆様方、この一年大変ご苦労さまでした。改めて御礼申し上げます。有難う御座いました。