東京支部

柴又散策と寅さんミュージアム報告

柴又散策と寅さんミュージアム1

2016年津苑会東京支部秋の懇親会–柴又散策と「寅さんミュージアム」–10月22日(土)に行ってきました。
柴又散策と寅さんミュージアム2
今回の参加者は総勢21名、12期から32期までが集いました。京成電鉄金町線・柴又駅、寅さんの銅像前で集合して記念撮影、ボランティアガイドの方に「こっちの方のアングルがいいから!」と指導を受けつつ、ハイチーズ!

柴又散策と寅さんミュージアム3

江戸川のほとりの葛飾区柴又、古くから柴又帝釈天題経寺の門前町として知られています。映画「男はつらいよ」の寅さんの名台詞に出てくる帝釈天の門前通りのお店屋さんを抜け、寅さん記念館(http://www.katsushika-kanko.com/tora/)に到着。館内には、映画で実際に使用された「くるまや」のセットや小物類、ジオラマ模型、懐かしの映像集などが展示され、マドンナに出会うため、早速館内へ入りました。
柴又散策と寅さんミュージアム4
マドンナには出会えませんでしたが、見学して非常に強く印象に残ったのは渥美清演じる寅さんの生まれた年が、設定上はもう50代である私の父の世代(昭和10年代)だったことです。シリーズが非常に長く、修学旅行でも、会社の旅行でも、そしてテレビの再放送でも常に身近に見てきたためか、ちょっとお兄さんぐらいの感覚でした。寅さんは実は昭和の激動期に、戦争、焼野原、復興を生きてきた人物だったのですが、常に今を生き、我々と同じ生業を我々と共に過ごす町のあんちゃんというのが、何故か多くの人のフィーリングに一致し、私へもお兄さんと感じさせる親しみを持たせたように思えます。

柴又散策と寅さんミュージアム5

その後は、私も含め何人かが屋上の柴又公園に上り、江戸川河川敷を一望しました。どちらかというと、こちらの風景は某交番アニメを彷彿させました。寅さん記念館から、皆で昼食予定の中華料理・福園に向かう途中、帝釈天門前に並ぶお店屋さんをぶらりぶらりと寄り道し、団子や煎餅、お土産を買いこみました。中には、もう我慢できずに一杯やっておられる先輩方もおられました。
中華料理店での昼食会では非常に和気あいあい、楽しい一時があっという間に過ぎていきました。

柴又散策と寅さんミュージアム6

最近は都内のイベントでも西高の後輩や同輩と偶然に顔を合わせることもあり、母校への親和感が高まり、同窓で集まると郷愁も深く胸に迫ります。世情厳しき時もありますが、いつも故郷や母校は暖かく迎え入れてくれるものと思います。今回参加できなかった方も是非、次回は参加されてはどうでしょうか?諸先輩のご健康と同輩、後輩の活躍をお祈りします。
高校30期 出町 登 記