東京支部

謝志会忘年会に参加して

新しき令和元年も早足で過ぎ行く12月14日(土)、もうクリマス気分で華やぐ夕暮れの銀座歩行者天国を銀座ライオン音楽ビアプラザへコートの襟を立てて進みました。北九州・京築地区の高校出身者が集う謝志会忘年会へ参加するためです。まだ、若干の青が残る銀座の天に月が輝いていました。前日に政府は宇宙基本計画工程表を改訂し、日本と米国が共に月へ向かうことが正式に決定されました。謝志会会場に着き、多くの同郷の皆さんとテーブルに着き、挨拶を済ますと、当日が約100年前にノルウェーのアムンセンが南極点に到達した日であることを見知らぬ人に教えていただきました。偶然と言うか、何か人の新たな挑戦が印象付けされ、令和の響きと共に宴の開始前から強く心に残る日となりました。

謝志会忘年会は小倉高校ご出身の田中謝志会会長の御挨拶に始まり、司会の方の紹介等を得て、乾杯。引き続き、懇談となりました。(田中会長は、小倉高校の関東同窓会会長も兼ねておられます。)津苑会からは、川口支部長、他7名が参加し、同じテーブルに他校の方々も迎えて、親しくお話ししました。
この日、参加されていたのは育徳館高校(旧豊津高校)、築城中部高校(現青豊高校)、京都高校、門司高校(現門司学園高校)、小倉高校、小倉商業高校、小倉南高校、西南学院高校、戸畑高校、ひびき高校(旧戸畑中央高校)、戸畑工業高校、八幡高校、八幡中央高校、九国大付属高校、東築高校、若松高校、若松商業高校、中間高校そして小倉西高校出身の関東圏在住者の他、北九州市東京事務所長池永様、他2名と演奏ゲストとして九州女子学園ご出身の櫻さんが参加され、総勢で98名となりました。櫻さんは演奏イベントで見事な歌唱を披露され、皆聞き入っていました。

宴もなかばで、北橋北九州市長が会場に遠路到着され、御挨拶されました。北九州市の近況、福岡県の状況等を説明され、北九州・京築の参加者共に郷里の発展と安寧を喜んでおりました。この後、抽選会に入り、ご提供を受けた北九州のお菓子等が会場の当選者に配られました。景品は多数あり、当校の7名もほとんどの者がお土産としてGETし、最後に市長から手渡されたスターフライヤー航空券も、なんと当校参加者が頂きました!

その後も懇談は続き、あの場所、この祭り、共通する先生方のお名前等、郷里の話に花が咲きます。最も多感な時期に故郷を同じくした者同士は気心も知れ、本当に楽しく過ごせます。最後に、参加者全員で謝志会の歌を合唱した後、全員の集合写真を撮って散会となりました。津苑会会員の皆様にも是非この雰囲気を味わっていただきたいと思います。稚拙ながら、謝志会忘年会の状況を報告させて頂きました。
津苑会東京支部・常任幹事(広報委員長)高校30期 出町 登

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