母校の野球観戦
7月7日甲子園大会福岡予選に出場した母校野球部の試合を10年ぶりに観戦しました。
前に応援に行ったのは城後元監督が率いて西高が初めて県大会に出場した時、期待して球場に向かいましたが、結果は2対8で相手校小倉商業高校に惜敗。
試合は、相手校に1回先取点を相手に取られ、2回に反撃かと思う中、突然の雨で1時間中断、再開されたが母校投手も足元が悪い中、投球が定まらず四球が連続、相手校に大量失点5点を与えてしまい、その後母校も反撃したが2点にとどまり、終了。
相手校との差はほとんどなし、安打数は母校が上回ったが、相手校は2ストライクまで投球を見極めて、四球狙いでの攻撃?であった。母校も1番捕手の選手が選手をリードして頑張っていたが、残念。
私も在校生の1年間野球部のマネージャーを経験、当時の小倉区内は強豪ばかり、小倉高校の楠城君(後に早大⇒西武)、小倉工業は横山(法大⇒東映・日ハム)斉藤(近鉄)両投手で甲子園ベスト4、九州工業は桑野(阪神)奥宮(産経ヤクルト)、市橋(近鉄ドラフト1位)、小倉商業は流(阪急)といった選手がいて、母校も頑張っていたが相手が強すぎてなかなか勝てず、私がいた3年間で唯一夏の大会で五味さん(高校21期:東京支部役員)が15三振を奪う力投で勝利したものの、運悪く次の試合は小倉工業と対戦して惜敗、活躍したのは2期後輩梅野君(プロのスカウトが来たが航空大に進みJALパイロットになった)、川村君たちの優秀な選手が入部した高校24期は、当時負け知らずの強豪となったが、それでも甲子園は遠かった。
今年は部員数も多いがやや力不足だったようで、今後に期待したい。
なお、全校生徒が応援にかけつけ、雨の中断にもめげずずっとたって最後まで応援した姿は、卒業生として感動した。学校側の教育の一環としての有難い指導で共に戦う姿勢は必要かと。また、野球部の父母会の方と思われるが、試合中濡れた座席を丁寧に拭き、飲料のサービスを応援の方にしていたがそんなきめ細かい気持ちが、子供さんへの躾にも伝わるのでないかとふと思った。母校の甲子園出場はなかなか難しい状況ですが、野球に対する熱意は今後も応援したいと思う。
文責:副会長 森 義雄