『就活を応援する会』の報告
東京福岡県人会には、同窓会協力委員会という組織があります。
同窓会協力委員会は、在京高校同窓会による意見交換・情報提供・相互交流を通じて、各校同窓会の活性化を図り、発展に寄与するための組織です。
活動の一環として、首都圏に学ぶ大学生の就職活動をサポートするために、『就活を応援する会』を開催しています。
2013年3月9日(土)午後4時00分~午後10時30分、銀座ニュートーキョービル9階「パーティ&ミーティング・ルーム」にて、『就活を応援する会』が開催され、県下8校(小倉西高・筑紫丘高・福岡高・修猷館高・東筑高・八幡高・小倉高・田川高)から、82名が参加しました。
第一部(OB講演会)は、愈々就職活動を本気で始めた大学生に、適切な対応や成功の秘訣を習得して貰うために、各種企業に勤務する先輩(16名)から、就活の体験談・職場の環境・仕事の指針等、多種多様な生きた情報が披露されました。OB講師は、各々が企画した講演の趣旨・要点をプロジェクターに収め、スクリーンの流れに沿って、あるときは迫力ある口調で、あるときは笑いを誘いながら‥‥、大学生と真摯に対峙していました。特別講師の企業役員(2名)からは、経営者の待望・期待する新入社員像について、講演が行われました。真剣に耳を傾けながら、熱心にメモを取る大学生の姿が、強く印象に残りました。
第二部(交流会)は、希望する業界・職種・企業に勤務するOB講師が、大学生の求めに応じて個別に対応し、職場・職務・処遇等の具体的な事柄に関して、活発な質疑応答が繰り広げられました。
第三部(懇親会)は、大学生・OB講師・幹事が、出身高校と世代の枠を超えた和気藹々の雰囲気で、テーブルを行き交いながら和やかな懇談が繰り広げられました。
6時間30分の限られた時間でしたが、大学のキャリアセンター・就職指導では、決して経験のできないユニークな企画、参加した大学生は、就活に向けて大きな収穫を得ることができたものと確信しました。
今回、東京支部(小倉西高)は、初めての参加でした。
東京で就職活動を行っている木村優美さん(高校62期・大学3年)から、「就活を応援する会に、是非とも参加したいのですが‥‥、参加するには同窓会からの申し込みが必要です。何とかなりませんでしょうか?」と相談を受けたことが、参加のきっかけです。後輩の希望を叶えるとともに、今後も継続して母校卒業生が参加できることを念願しつつ、参加を申し込みました。併せて、東京支部は、今回から幹事校に加わって、企画・運営に携わることとなりました。
母校に限らず、昨今の大学進学は、地元志向の傾向が強いようですが‥‥、首都圏の大学に進んでも、東京支部には就職活動をサポートする手立てがあることを、大学生および母校在学校生の皆さんに、広く理解・認識していただければ幸いです。
※木村優美さんの言葉です。
『このたびは、ほんとうにありがとうございました。お蔭様で、就活を応援する会に参加することができました。現役でバリバリ働いている社会人の方とは、お話できる機会はなかなかありませんので、貴重な時間を過ごすことができました。「就活、頑張りたいと思います!」これを機会に、これからも大勢の西高卒業生が、就活を応援する会に参加できれば嬉しいです。』